Winking CorporationのJohnny Jan CEOが「5Gの登場、誰がトップを争うか」フォーラムに出席。各業界の専門家と共に新型コロナウイルス危機下におけるゲーム業界の商機について語った。

5G

2020年初頭、中国で新型コロナウイルスの感染爆発が報じられた。それ以来、世界各国は外国人の入国禁止・制限の措置を行い、感染拡大防止のために一部の業界に対して営業停止を命じた。またその影響もあり、「ゼロタッチ」という概念が生まれ、もとより技術開発が進んでいた高速かつ大容量通信を実現する第5世代移動通信システム「5G」の実装に伴い、ゲーム業界に劇的な変化をもたらす事が予測される。

Winking Corporationの Johnny Janはゲーム開発会社の代表として招待され、「5Gの登場、誰がトップを争うか」フォーラムに出席し、eスポーツプラットフォームの代表である日本最大級のゲーム雑誌「ファミ通」の元編集長であり日本eスポーツ連合(JeSU)浜村弘一副会長と韓国最大の移動通信事業者SK Telecomのブランド経営事業部の金應元部長と共に、5Gにおけるゲーム業界への変化を語り合った。

Johnny Janは、2003年にWinking Corporationを創立した以来、世界各国の大手ゲーム会社と協力し、ゲームにおける美術制作と開発に注力してきた。PC、モバイル、Xbox One、Switch、PS4を含め、さらに次世代のコンソールゲーム機PS5にも当社が深く参与したタイトルがある。

ゲーム業界に対して長年の経験を持ち、業界の方向性を把握している詹承翰社長は「次世代5G通信でのオンラインゲーム」をタイトルとして、違う領域の専門家である他の参加者二人とフォーラムで意見を交わした。

Johnny Janは、三つの面で5Gシステムにおけるゲーム業界にもたらす変化を語った。

◇5Gの通信速度により、データのダウンロードは一瞬で完成可能となる。ローディングに掛かる時間が少なくなるため、ゲーム開発業者はより複雑なデザインと構成でオンラインゲームを作る事ができる。

◇5Gの通信環境でのPVP型(プレイヤーVSプレイヤー)のリアルタイム対戦ゲームは、飛躍的に発展すると予想され、ユーザー間の交流、ゲームのバランス性と公平性により注力しなければならない。

続いて、Johnny JanはGoogleとMicrosoftを例として、クラウドストレージサービスについて語った。GoogleとMicrosoft両社を含め、数多くの会社は積極的にグランドゲーム事業を推進している。5Gの高速通信によって、プレイヤーはスマホ、PCのブラウザでも、高品質ゲームを遊べる。一方、ゲームの開発会社もユーザーの行動を観察把握し、タイムリーにユーザー体験を改善する事が出来る様になる。

最後に、Johnny Janは5Gによって今後のVRゲーム業界が大きく変化していくと述べた。2020年現在、VRゲームはまだ設備のコストが高くて普及できていない事やVR酔いを引き起こすなど、いくつかの課題を抱えているが、5Gシステムの実装により、VR設備は薄型・軽量ディスプレイ付きのヘッドセットで生産され、全てのデータをクラウドストレージに集約し計算され、映像に変換された後にデバイスに送信される形となる。5Gにより、一人に一台VRデバイスの時代がくると考えられる。

浜村弘一副会長と金應元部長からは、5Gにおけるeスポーツ業界の未来、クラウドゲームの変化とAR / VRビジネスの未来はすでに見えてきた。新型コロナウイルスの感染拡大の収束がまだみえない現環境下でも高速通信で新しい可能性や便利性を生み出せるかもしれない事が語られた。

2020.July.03