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茶園にて紡ぐ、緑の約束 ──Winking StudiosのSDGsイベント

テクノロジーとクリエイティビティが交差する時代において、Winking Studiosは「企業の成長は、環境を犠牲にして成り立つべきではない」と考えています。

「自然と共に歩む」という理念のもと、省エネルギーやグリーンオフィスの推進から、実際の環境保全活動に至るまで、持続可能性を日々の業務に取り入れてきました。

今回私たちは、有機茶園という形を通して、土地へのコミットメントを具体的な行動として示しました。

Winking StudiosのSDGsイベント

自然の中で、持続可能性を実践する

Winking Studiosが支援・認定するこの茶園は、水源保護区の上流に位置する、環境に配慮した有機農法の茶園です。

化学肥料や農薬を一切使用せず、土壌と生態系の自然な循環を尊重した栽培を行っています。

この取り組みにより、貴重な水源環境を守ると同時に、山林に息づく豊かな生物多様性の維持にも貢献しています。

Winking Studiosにとって有機茶園の支援は、単なる「緑の保護」ではなく、環境への敬意を行動で示す象徴でもあります。

土地への敬意、持続可能性への応答

私たちは、有機茶園の認養を通じて自然と向き合い、土地と共に生きる選択をしました。

水源保護区に位置するこの茶園では、以下の取り組みを行っています。

・水源の安全を守る

茶園は翡翠貯水池の上流に位置し、約600万人の飲料水に影響を与える重要な地域です。

有機農法と土地に優しい管理を支援することで、土壌と水資源の健全性を守り、都市と安全な水を長期的に共有できる環境づくりを進めています。

・地域農家の持続可能な経営を支援

契約栽培による安定した買い取りを通じて農家の収入を支え、困難を伴いながらも信念をもって有機農法に取り組む地域の茶農家に寄り添っています。

・土壌と生態系の回復

化学肥料や農薬に頼らない栽培は、時間と忍耐を要しますが、土壌本来の生命力を取り戻し、昆虫や鳥、植物が再び共生できる環境を育みます。

それは、地球が本当の意味で「呼吸できる」状態を取り戻すプロセスでもあります。

・健康で透明性のある茶文化の推進

有機茶は、純粋な風味だけでなく、環境や人への負担が少ない選択肢でもあります。

厳格な製茶工程と土地への配慮を通じて、すべての一杯のお茶が、人・環境・文化に優しい存在となることを目指しています。

茶葉一枚一枚に宿る緑は、持続可能性を行動で示すことの大切さを静かに語りかけています。

この緑の中にこそ、Winking Studiosが信じる「企業が世界にもたらせる本当の変化」があります。

Winking StudiosのSDGsイベント

緑の約束から、実際の変化へ

有機茶園の認養に加え、社員たちも実際に山林を訪れ、この選択の意味を自らの体験として学びました。

農薬を使わない栽培が水源を守る仕組み、土壌と生態系の共生が回復していく過程、そして茶葉が「摘み取り・萎凋・揉捻・焙煎」を経て一杯のお茶になるまでの旅路を学びました。

「一杯の良いお茶は、風味だけでなく、土地・環境・人が協働した結果である」

茶園での体験を通じて、持続可能性は会議室の中の概念から、目で見て、香りを感じ、手で触れる“実感”へと変わりました。

Winking StudiosのSDGsイベント

持続可能性は、今この瞬間にとどまらない

Winking Studiosは、企業の価値とは作品を生み出すことだけでなく、どのような影響を未来に残すかにあると信じています。

この茶園で私たちは、土地が持つ生命力と、持続可能性が秘める可能性を改めて実感しました。

この「緑の約束」は、時間とともに育まれ、やがてWinking Studiosのブランドストーリーにおける、最も自然で、最も真実味のある一部となっていくでしょう。